自然石粒付鋼板、ジンカリウム鋼板タイトル
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ジンカリウム鋼板って何か?

  自然石粒付鋼板とかジンカリウム鋼板と石粒付化粧鋼板などの名前で販売されている。この鋼板は、鋼板の上に細かな石(砂状)をアクリルなどでコーーティングした材料でこれを屋根材に加工したものです。
 
   日本で販売、輸入されているジンカリウム鋼板とは、生のジンカリウム鋼板は屋根材として販売されていず、屋根材として使われているのは、すべてジンカリウム鋼板に石粒がコーティングされているものです。ですから日本での屋根材では、自然石粒付鋼板とジンカリウム鋼板とは同じものです。
 ジンカリウム鋼板=自然石粒付鋼板=石粒付化粧鋼板として通用
実際の製品は、自然石粒付鋼板や石粒付化粧鋼板は、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板の上に細かい石粒をアクリルなどでコーティングしたものをいます。 ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板は、塗装もしていない、メッキ鋼板のことです。(日本ではジンカリウム鋼板としては屋根用として販売されていません)
 

 ● ジンカリウム鋼板の屋根材の利点:

   1:軽量(瓦の重さの10分の1)なので、家屋の躯体に負担をかけず、地震の揺れに強い
   2:コスト;瓦の施工費用(材料+施工)が瓦に比べて低価格
   3:トタン、ガルバリウム鋼板より錆びにくく、メーカー保証30年、耐用年数50年以上
   4:カバー工法なら既存の材料を撤去する費用、廃材処理費が要らないので、またお得。
   5:石粒がコーティングされているので雨音がしない。
   6:材料の層が厚く、石粒のコーティングなどで堅牢である。
 

 ● ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板の違い

   サイトをみると、ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板の組成の違いは;
ガルバリウム鋼板のメッキ層は; Al + Zn + Si の比率が、 55.0%+43.4%+ 1.6%の割合です
自然石粒付鋼板のメッキ層は;  Al + Zn + Si の比率が、 55.0%+43.5%+ 1.5%の割合です。

と亜鉛とシリコンの組成の割合が、僅か0.1%違うが、その性質は違いがないと説明されているものが大半を占めます。 しかし、実際の製造過程でこの0.1%の違いをなし得るのは非常に困難です。また、米国の各サイトを調査したところ、ジンカリウム鋼板の開発元との資料には、ジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板の名前を変えた製品である旨が記載されていました。つまりガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板とは全く同じ製品、組成であることが判りました。 営業的な理由でジンカリウム鋼板の名前を使っていると言います。組成の僅かな違いもなく全く同じ製品です。(両者の僅かな違いは、無いのが判明いたしました。)
 
  ジンカリウム鋼板、ガルバリウム鋼板は同じ組成の製品。
名前だけが違うものです(商標権の問題)

 

 ● ジンカリウム鋼板(ZINCALUME®)の解説、経緯:

  The product is a 55% aluminum-45% zinc alloy coated sheet steel developed by Bethlehem Steel and sold commercially under the trademark Galvalume®, starting in June 1972. Bethlehem Steel later licensed other major steel companies to produce and sell the product using its patents and technology. In North America, the Galvalume® trademark is used by Bethlehem Steel, Dofasco Inc. (Canada), National Steel Corp., U.S. Steel and Wheeling-Nisshin, Inc. In Central and South America, Industrias Monterrey (Mexico) markets the product under the trademark Zintro-Alum, while Galvak S.A. de C.V. uses the trademark Galval. Steelscape, Inc. uses the trademark ZINCALUME®. All of these products are the same generic 55% Al-Zn coated shee steel made by the same process using the same technology.
 ・ ・ ・ https://geargears.wordpress.com/abaut-galvanized-zincalumegalvalume/
 
  登録商標である、ガルバリウム鋼板: Galvalume®は、1972年米国;Bethlehem Stee社が開発し、そのライセンス(製造権、販売権)を当時次の会社に与えた。
  Dofasco Inc. (Canada):
  National Steel Corp., U.S;
  Wheeling-Nisshin, Inc:
また、中央、南アメリカでは、別の商標;としてZintro-Alumが使われるが一方
  Galvak S.A. de C.V社(Mexico)では、Galvaを使用。
  Steelscape, Inc.社では、ZINCALUMEを使用。 ・ ・ ・ ジンカリウム鋼板
  (Steelscapeは2008年にBlueScope Steelに買収される。)
 
  ●Steelscape社のサイト/製品リスト: http://www.steelscape.com/products/  
  Graffiti-Resistant Coating Systems
ZINCALUME® (Galvalume®)
TruZinc® (galvanized)
Pre-painted product
Vintage®
ReziBond®
Steelscape Prints®
Dazzle®
Antimicrobial Coating
Aluminum
 
  ZINCALUME® (Galvalume®)
商標;ZINCALUME® :ジンカリウム鋼板
商標:(Galvalume®):ガルバリウム鋼板、同じ製品なのに、違う名前をつけている
 
  また、Steelscape社のサイトページには(http://www.steelscape.com/products/zincalume)  
  ZINCALUME, also known by the trade name Galvalume®, has a uniform spangled surface and can be readily bent, roll-formed or drawn. Durability, edge protection and resistance to crevice corrosion have made this product the building material of choice for construction projects throughout the globe. の記述があった。  
  ZINCALUME®:BlueScope社のトレードマーク(登録商標)
Galvalume®:BIEC International社のトレードマーク(登録商標)
注: 2013年現在のBlueScope社のサイトの記述より
 
  Steelscape社の公式なジンカリウム鋼板の組成(ガルバリウム鋼板の組成)は;
 アルミニウム:55%、 亜鉛(Zinc):43.4%、 シリコン:1.6%
 

 

 ● ジンカリウム鋼板とその屋根材を作っている会社は別会社:

  ジンカリウム鋼板、ガルバリウム鋼板は同じ製品ですが、これらの鋼板を製造しているメーカーと屋根材としての製品を製造している会社は、別にあります。欧米では、ジンカリウム鋼板、ガルバリウム鋼板を他社から購入し、その上に石粒をコーティングした製品を屋根材として製造しています。
その製品名は、Stone Coated Metal Roofing (石をコーティングした鋼板)英語の方が良くわかります。ここにつかわれる鋼板がガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板ですが、供給を受けた鋼板メーカーが使っている登録商標名(Galvalume®やZINCALUME®)を記載しています。
 しかし、登録商標名は違っても製品は、同じものです。
 

 

 ● ジンカリウム鋼板と亜鉛メッキ鋼板(トタン)の促進試験の結果:

   
  金属板などの腐食、耐久性の試験方法について:  
  上図、鋼板の腐食、耐久性の試験は、どのような試験を実行したのか記述がありませんが、日本では複合サイクル環境試験方法が一般的です。 環境促進試験です。 ここで言いたいのは、ジンカリウム鋼板が、溶融亜鉛メッキ(Galvanized Steel)より数段耐環境性において、製品の優位なことを言っています。ではこの促進試験方法(複合サイクル環境試験方法)とは何をするのか??  
  ●環境試験機器、複合サイクル試験方法
 A:塩水噴霧(35度の温度で、5%の食塩水(海水は3.5%)連続2時間
 B:乾燥試験(60度の温度、湿度20-30%) 4時間
 C:湿度試験(50度の温度で湿度95%)の環境に2時間

 ”A-B-C” のサイクルで、サイクル毎、約8時間、このサイクルを何時間、何サイクル
  実施したかで、その最終の状態で腐食、対環境性能を評価・考察します。
 
  この複合サイクル試験方法(促進試験)は、鋼板の寿命・耐用年数を測る方法のひとつで、鋼板の環境試験を10年、20年もできないので、時間を短くして厳しい条件の環境を与えて、測定する方法です。 しかし、僅か 0.1%の成分の違いが、こんなに明確に耐用年数に現れるとは、正直驚きです。亜鉛メッキ鋼板の方は、500時間後には、メッキ層の傷みが激しく、赤錆が現れています。 赤錆とは鉄の酸化・サビなので、メッキ層の劣化が著しいことが見て取れます。 亜鉛メッキ鋼板のほうで2000時間後のものは、メッキ層がほぼ完全になくなっています。 ジンカリウム鋼板の対環境性、耐用年数に対する優位性は確かなようです。  

 
屋根の葺き替えに一番ポピュラーなガルバリウム鋼板、更に長寿命、雨音もしない堅牢な自然石粒付鋼板
それぞれの利点、欠点をも紹介し、その対策も公開。メンテの時期、やり方、断熱材、断熱方法についても言及しています。
葺き替えをお考えの方、屋根のメンテをお考えの方にきっとお役に立つ情報を発信していきます。
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